ネットワークマルチチャネル化による大容量通信


研究背景

近年,無線通信技術の進歩に伴い,様々な環境において無線ネットワークが利用されている.しかし,無線の特性上,通信帯域の制約やフレーム衝突,干渉などの問題を解決しつつ,通信容量の拡大および無線帯域利用の効率化を実現する必要がある. ユーザ視点から考えると,より低コストで大容量なネットワークに接続できることが望ましい.しかし,現状ではユーザ要求を満たす通信容量は確保されておらず,さらなる大容量化が不可欠となる.

研究内容

通信容量を向上させる手段の1つとして,ネットワークのマルチチャネル化が挙げられる. ネットワーク内で複数チャネルを利用することで,異なるチャネル上で同時並行的にデータ通信を行うことが可能となる.

端末局ごとに異なるチャネルを割り当てることが理想的であるが,一般的に端末局数は利用できるチャネル数に対して非常に多い.また,基地局の省電力化,異なる無線ネットワーク間でのチャネル干渉の観点から,利用チャネル数は小さく抑えることが望ましい.

そこで,本研究では,

を目的とし, に関する研究を進めている.


参考文献

[1] Y. Tanigawa, S. Matsuda, and H. Tode,
``Adaptive Channel Selection Control Saving Its Redundant Usage Based on Hidden Stations in Wireless Access Networks,''
in Proceedings of the 37th IEEE Conference on Local Computer Networks (LCN 2012), the 12th IEEE International Workshop on Wireless Local Networks (WLN 2012), Clearwater, USA, pp.765-770, Oct. 2012.


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